一面の綺麗な芝生の光景。憧れますよね。
私自身も庭を手に入れて最初に手を付けたのが芝生でした。
ド素人の私が何の知識もなしに芝生を張り始めましたが当然失敗も沢山しました。
これから芝生を張ろうと思っている人へ向けてどんな張り方がおすすめか
注意する所はどんな所か私の体験談を交えての記事となっております。
芝生は素人でも張る事が出来る?
まずは業者ではなく素人でも芝生を張る事が出来るのか?
これは間違いなくYES!!です。
仕上がりに差は多少出てきますが
要は芝生を買ってきて地面に植えれば勝手に根っこは出ます(笑)
やり方次第では素人でもいくらでも綺麗に芝生を張る事が出来るので
安心してくださいね。
芝生を張る前に【下準備】
すぐに芝生を買ってきて張り始める人は中々いないと思いますが
たまにいるんです。そんな人が!!
まだ外構の工事途中にも関わらず芝生を張り出したのは
はい!筆者である私です。
工事の人からしたらとんでもない迷惑だったろうな!と今思います(笑)
その時は早く一面の芝生を広げたくて張っていってしまったんです。
しかしこの様に下準備もなしに張り出すとどうなるか?
- 平じゃない部分が出てくる
- 雑草が沢山出てくる
こんな事が起きてきます。
何となく平にはしたつもりでしたがある程度芝生が生えそろってきたりすると
高い場所や低い場所が出てきてしまいます。
水たまりが出来る程ではありませんでしたが最悪水たまりが出来るぐらいの
段差が出来ると芝生が枯れてしまう原因にもなります。
その為下準備としては
最低1週間前に芝生を購入する前から準備に入ります。
雑草処理
これ本当に大事です。最初は面倒くさい。
どうせ芝生を張るんだから雑草何て出てこないわ!!との思いで何も
しないで芝生を張ると数か月後は雑草の嵐でした。
それを教訓に後で張っていった場所では下準備として
しっかり数十センチ掘り返し雑草処理をして根っこなどを綺麗に取り
土をある程度固めてから貼ってみたらそのあとは雑草はほぼ生えてこなく
その後の手入れが本当に楽でした。
綺麗な一面芝生を作りたければ準備を怠っていはいけません!!
平らにする
雑草処理の後は平らにする作業です。
レーキ等でならして平にしていきましょう。
そこまで本当に真っ平にする必要はないですがこの作業をやるとやらないでは
その後の芝張り作業が本当に段違いに楽になります。
ポイントとしては大雨などで水が流れる事も想定して
流れる方向にやや傾斜を付けていく事も大事となります。
最悪水たまりが出来てしまうカ所があると後で掘り起こしてやり直しに
なってしまうかもしれません。
芝生の張り方
下準備が出来たらいよいよ芝生を張っていきます。
一口に芝生を張ると言っても張り方には方法がいくつかあります。
その張り方3種類を紹介していきたいと思います。
見栄え、初期費用、張った後の手間、その後の費用を芝生を数百枚張った素人が
判断した評価も付けていきます。★が多い程好評価となります。
3種類の張り方に難易度等の違いはないと思います。
市松張り
まずは芝生の費用を抑えたい方向け
この様に空間を空けて張っていく張り方です。
芝生の費用としては抑える事が出来ますが生えそろうまでにかなりの
時間が掛かります。
芝生が広がる早さについてはこちらの記事でも書いてます
この市松張りですがこちらは正直おすすめしません。
メリットは費用を抑えられる事ですがデメリットがデカすぎると感じます。
デメリットは芝生がない部分は結局ただの土ですので雑草などが
普通に生えてきます。
その為生えそろうまでの数年間結局その部分の雑草取りをし続けなくては
いけない事です。
見栄えが良い芝生を目指すのであればこの張り方はとくにおすすめしません。
根気よく雑草は取る!家の裏側であまり人の目の付く所ではないし
ゆっくり広がってくれれば良いと言った人には良いかもしれません。
市松張りの評価
見栄え ★★☆☆☆
初期費用 ★★★★★
その後手間 ★☆☆☆☆
後費用 ★☆☆☆☆
総合評価 ★9点
目地張り
一番一般的な張り方です。
張り方のコツとしては芝生と芝生の間が十字の形で空いていると
雨などが降った際に土がどんどん流れて偏ってしまうので必ず
この様に張りましょう。
これも市松張り程ではないですが空間を空けている幅により
そこから雑草などが出やすくなります。
空いている空間にもよりますがそれ程大変でもなく
見栄えも悪くなく生えそろうので一番一般的なのだと思います。
私が過去に張った目地張り。
少し間が広いです。ケチってますね(笑)
目地張りの評価
見栄え ★★★★☆
初期費用 ★★★☆☆
その後手間 ★★★☆☆
後費用 ★★★☆☆
総合評価 ★13点
べた張り(平張り)
隙間をなく並べて張っていく方法で一番芝生の枚数が必要になります。
つまり一番費用が掛かります。
しかしド素人の私が今まで張ってきた芝生の枚数は数百枚!!
このべた張りが結局一番良いと感じています。
べた張りの評価
見栄え ★★★★★
初期費用 ★☆☆☆☆
その後手間 ★★★★☆
後費用 ★★★★☆
総合評価 ★14点
一番おすすめの張り方は!?
私個人としての結論は「べた張り」をおすすめしたいです。
理由は市松張りにしろ目地張りにしろどうしても生えそろうまでは
雑草処理が大なり小なりあります。
そして芝生を張った際には「目土」(めつち)という物をします。
簡単に言うと目土は芝生の上に砂で覆う事を言います。
目土の効果としては
- 芝生の凸凹直し(私が後で苦労しました)
- 新しく出てきた芽などを乾燥などから保護する
- 芝生に厚みを出せる(密度が濃くなるので雑草対策にも)
- 肥料が含まれている目土も多いので土壌の改良などにも
といった効果があります。
この目土の量が結局、目地張りの隙間等に入れる事で目土を買う量が増えます。
- 市松張りと目地張りでは目土を買う量が増える
- 雑草処理が多い
- 生えそろうまで時間が掛かる
おすすめのべた張りだと下処理さえきちんとしていれば
- 最初から生えそろっているので景観が良い
- 雑草処理の手間が少ない
- 目土を買う量が上記の2点より少ない
私としてはこの様に感じております。
初期費用は確かに一番掛かるべた張りですがその後の手間、
雨の後に目土が流されていたらまた目土を追加購入して撒く等を考えると
べた張りが一番良いという結論に私は達しました。
範囲が広い場合は1枚1枚張るのではなくロールタイプでも販売しているので
こちらの方が綺麗でそして簡単に張る事が出来ますね。
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目土は必ずしも必要という訳ではありません。
しかしより健康的な見栄えの良い芝生を作りたいのであれば目土は必要です。
ご自分の状況などに合わせて芝生を張ってみてください。
最後までお読み頂きありがとう御座いました。
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